キラキラの伝染 ~読後感想:対ありでした。(1),(2)~
みなさんお久しぶりです。もみじです。
前回と違ってマンガの感想になります。ゲームは1本をじっくりやるタイプなので、間で別のジャンルも記事にしたいなと思い、本の感想を書いてみました。
今回紹介するのは「対ありでした。~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~」です。
2巻発売にあたり1巻も読み直したので、合わせての記事になります。
基本情報
作者 :江島絵理(えじまえり)先生
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格 :1巻630円、2巻640円(ともに税別)
発行日 :1巻2020年6月23日、2巻2021年1月22日
お嬢さま学校で格闘ゲーム(格ゲー)をするマンガです。この設定だけで既に面白さが滲み出てますよね♪ちなみに、ほとんど格ゲーの知識がない私でも面白かったので、その点はご心配なく。
〈あらすじ〉
入学を機に格ゲーをやめた外部生の綾。お嬢さまを目指していた綾だったが、ある日、同じ外部生だが注目の的である「白百合さま」が格ゲーをしているところに出くわし…
おすすめポイント
白百合さま=毎日何かに夢中だった、かつての自分
どうして、白百合さまは校則を破ってまで格ゲーをやるのか。どうして、綾は白百合さまに惹かれるのか。
私自身、いつから先のことを考えて動くように(動かないように)なってしまったのかな、と考えさせられました。もちろん、大人として将来を見据えて行動するのも大事ですが、本当に好きなことって今夢中であることが大切なんじゃないかなと思いました。
テンポのいいストーリーとギャグ
扱っているジャンルがニッチなので人を選ぶかなと思いきや…ストーリーがポンポンと進むので読みやすく、ギャグのインパクトも素晴らしいので、誰が読んでも面白いと思います。
もちろん、格ゲーの小ネタも随所に散りばめられていてクスッとできます。話の流れを遮らないよう、注釈や各話の間のページで補足がされているのもいいかなと。
コロコロと変わる彼女たちの表情
女の子たちが楽しそうにしてるのを見ると癒されます。お嬢さま学校が舞台なので登場人物はほぼ女の子。食堂でわいわい話しているのを見るだけで幸せになります。
余談はこれくらいにして真面目な話をすると、色んなやりとりの中で彼女たちが見せる表情が魅力的でした。学校で友達と楽しそうに話してたり、思ったことをストレートにぶつけたり。私も懐かしくなったり、羨ましいなと思ったりしましたね。
気をつけポイント
対戦ゲーム未経験だと伝わりづらいか
難しい用語などは解説があるので、その点は問題なく読めると思います。ただ、全く対戦型のゲームをやったことがないと、どうして登場人物がそういう言動をしているのか分からないかもしれません。
格ゲーでなくても、「マ○オカート」や「ぷよ○よ」など何かやってないと厳しいかなと。
感想
マンガを読むといつもエネルギーが沸いてきます。一時期に比べると読む冊数は減っていますが、定期的に本屋に行って新しいものを探しては読んでいます。探すのも読むのもやっぱり楽しいです♪
また、このマンガはまだ2巻が出たばかりなのですが、なんとアニメ化が決定したみたいです!(2巻の帯より) まだまだ先のことになるとは思いますが、自分の好きなキャラがアニメで喋って動くところを見られるのは嬉しいです。楽しみに待ってようと思います。